国承彦先生が2025陽明心学大会に出席

2025-11-05 10:53:52 来源:中国孔子サイトより

10月31日、紹興市人民政府及び国際儒学連合会、中国哲学史学会が共同で開催した2025陽明心学大会が浙江紹興で開幕した。国際儒学連合会の常務副会長である郝平が出席した。尼山世界儒学センター(中国孔子基金会秘書処)の党委員会書記、副主任、中国孔子基金会副理事長、秘書長、国際儒学連合会副理事長である国承彦先生が出席し、挨拶した。

挨拶中、国承彦氏は陽明心学が中華の優れた伝統文化の中の精華であり、儒学の発展史上の重鎮でもあると述べた。山東省は儒家思想の発祥地として、至聖である孔子、亜聖である孟子を誕生させただけでなく、後聖である荀子をも育成し、歴代の大儒たちにとっては精神的な故郷でもあった。曲阜から紹興、孔子から陽明まで、一脈相承してきたのは儒家思想における家国天下の心と責任感である。2019年、山東省は習近平総書記の山東視察における重要談話の精神を真剣に貫徹・実行し、教育部と共同で尼山世界儒学センターを設立した。設立以来、各級の指導者及び専門家たちの関心と支持の下で、山東省の優れた伝統文化資源の優位性を十分に発揮し、「四つの高地」建設に焦点を当て、全方位で、多層化した広い分野の発展事業において新しい枠組みを構築した。

国承彦先生のお話しによると、今日私たちが陽明心学と文化の力を検討することは、王陽明の「知行合一」精神を実践する具体的な表現であり、文化の「両創」をさらに推進する重要な措置でもある。今後に向けて、私たちは紹興市委員会、市政府と手を携え、習近平文化思想を深く貫徹・実行し、陽明心学の研究・発展と転化・運用を共に強化し、文化の「両創」を持続的に推進し、社会主義現代化文化強国の建設及び世界の平和と発展のために知恵と力を貢献する。

今回の大会は「陽明心学と文化力」をテーマに、国内外の有名な陽明学者、陽明行動地の代表及び陽明心学を実践する教育、企業、社会管理など各界の代表500人近くを紹興に招き、陽明心学がどのように個人成長、社会進歩と民族復興に深い文化的原動力を注入するかを共同で検討した。

Edit:董丽娜

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