敦煌芸術の美しさを表現する『敦煌カレンダー2022』が出版

ソース:中国孔子網作者: 2021-11-11 09:18

 中信出版社はこのほど、『敦煌カレンダー2022』を発売した。敦煌壁画、彩色模写作品と復元作品を選んで編集し、敦煌芸術の美しさを多角的に表現した。伝統と現代の間で、千年にわたって伝えて来た審美的な趣味を発掘する。

 本の中で選ばれた絵は、物語画、尊像画、経変画、山水画、装飾図案画などにわたり、民俗、山水、飛天、服飾などの題材を含んでいる。何回も比べて選出された365枚である。カレンダーには解釈が付いており、歴史的背景、絵の内容、芸術的特色、鑑賞方法などの多方面で解析している。

 『敦煌カレンダー2022』には敦煌芸術における経典、重要な作品とイメージが収録されている。例えば、1月1日の1ページ目は『敦煌九色鹿』で、莫高窟第257窟の『鹿王本生図』から創作された。鹿王本生の物語は1981年に上海美術映画撮影所にアニメの『九色鹿』に制作され、多くの人の忘れがたい子供時代の記憶となった。『都督夫人礼仏図』は、古代貴族の女性のおっとりした気質、華やかな服装を通じて、唐代の貴族の風格を表している。

 『反弾琵琶』『山水飛天』などの古典的な絵のほか、大衆の視野にめったに現れない作品も収録されている。雨水、中秋、春節などの祝日と節気には、祈福の「サプライズ」を丹念に設計し、古い宝物と現在の生活を巧みにつないでいる。 

編集:高华

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