古代青銅器の制作や複製に用いられる伝統技法「鉛錫刻鏤(えんしゃくこくろう)」が、中国湖北省荊州市で受け継がれている。
中国上海市奉賢区博物館で18日、「露華濃深―大唐生活美学展」が開幕した。生活に密着した展示で、来場者が唐代の生活の中における美意識や中国文化の魅力を体感できる内容となっている。
中国江西省文物考古研究院はこのほど、同省南昌市にある前漢時代の諸侯墓、海昏侯劉賀(りゅう・が)墓から出土した針状の金属が、銑鉄を溶かして鋼鉄にする「炒鋼法」によって作られた最古の医療用針であること...
中国河北省任丘市出岸鎮にある伝統的なレンガ工房には、清代の道光年間(1821~1850年)に建てられたレンガ窯が残されている。1980年代に生産が再開され、伝統的な手仕事による青レンガづくりが今も...
陝西省西安市にある陝西歴史博物館を16日に訪れ、同館の有名な公式文化クリエイティブグッズで、イメージキャラクターでもあるIPキャラクター「唐妞」の制作現場で、その創作者である「二喬先生(本名・喬喬さん...
北京外国語大学で17日、「華韻別礼」2025年度卒業シリーズの第1回イベントが開催された。国家級無形文化遺産プロジェクト「木版水印技芸」の代表的な伝承者であり、浙江十竹斎版画博物館館長の魏立中氏は現場で、...
6月16日午前、2025年文化と自然遺産の日山東省のホームタウンイベントが泰安で行われた。イベントでは、全国初の考古遺跡公園の省レベル標識が正式に発表された。
カザフスタンの「中国観光年」開幕式が16日、カザフスタンの国立博物館で行われ、両国の関係者約300人が出席した。人民日報が伝えた。
白磁の名産地として知られる中国福建省徳化県で制作された陶磁器100点以上を集めた展示会が12日、福州市の福建省海峡民間芸術館で始まった。会期は28日まで。
6月12日、青島西海岸新区港頭小学校で民俗文物展が開催され、「文化と自然遺産の日」を迎えた。イベントには伝統用具や農具、手工芸品など数百点の展示品が展示されている。解説員は学生たちに文化財の背後にある...
中国甘粛省敦煌市の鳴沙山・月牙泉風景区では仲夏(旧暦5月)を迎え、多くの観光客が砂漠の風景やシルクロードの趣を楽しんでいる。
大阪・関西万博の中国パビリオンで3~8日、貴州省の「村T(民族衣装ショー)」無形文化遺産展示・実演チームが、苗繡(ミャオ族の刺繡)やろうけつ染め、銀細工など無形文化遺産の展示品20点余りと特色ある...
中国東部の浙江省紹興市にある1600年以上の歴史を誇る江南の小さな町、東浦鎮は、紹興黄酒の中心的な発祥の地で、黄酒文化をテーマにした小鎮「黄酒小鎮」の所在地でもある。
中国発祥の「黄酒」は最古の醸造酒の一つで、ビール、ワインと並び「世界三大古酒」と称されている。中でも浙江省紹興産の黄酒は最も有名で、香り豊かで味に深みがあり、各種微量元素も含む。紹興黄酒の醸造は、...
中国甘粛省敦煌市で8日、リニューアルされた大型舞台劇「千手千眼」が今年初めて上演された。 作品は中国障害者芸術団の音楽舞踊詩「私の夢」を基に、莫高窟第3窟から着想を得て作られた。
中国湖南省の昆劇団が、古典芸能「昆曲」の継承に力を入れている。近年は若手俳優の育成に力を注ぎ、養成クラスやワークショップを通じて次世代の担い手を発掘。「中国百戯の祖(あらゆる中国伝統演劇のひな型)...
細密で写実的な表現が特徴の中国伝統絵画「工筆画」の制作が盛んな中国山東省菏沢(かたく)市巨野県で近年、オリジナリティーあふれる作品の制作・販売を通じた農村振興が進んでいる。
中日韓3カ国の協力関係強化を目指す「中日韓三国協力事務局」は30日、韓国ソウルの光化門広場で「中日韓協力の日」祝賀イベントを開催した。
大阪・関西万博の中国パビリオンで30日、福建ウイークが始まった。「清らかな福建、革新を育む地」がテーマで、開幕式には中国と日本の各界から、関係者100人以上が出席した。
中国天津市の天津博物館で5月31日、民族色濃厚な清代満族の衣服と装身具を紹介する特別展「旗装雅韻-吉林省博物院蔵清代満族服装展」が始まった。
中国甘粛省敦煌市で5月31日、莫高窟(ばっこうくつ)で125年前に発見された藏経洞から出土した文化財を収録した「デジタル蔵経洞」データベースが公開された。デジタル技術を用いて文献庫の文物を包括的に...
中国湖南省岳陽市にある巴陵広場で25日、第4回湖南観光発展大会が開催され、開幕式と文化・観光プロモーションイベント、文化・観光プロジェクト視察、湖南省インバウンド観光推進会議の三つのメイン活動お...
端午節(端午の節句、今年は5月31日)が近づいた5月22日、海南省臨高県新盈鎮の民間芸術家たちは端午節のドラゴンボートレースに備え、地元の伝統的なドラゴンボートの船首飾り「竜頭」の製作に追われていた。
端午節(端午の節句、今年は5月31日)を控え、十二支やマスコットキャラの「福娃」、ひょうたん、縁起物の「如意」の刺繍をベースにデザインされた「中医薬匂い袋」が甘粛省蘭州市で流行し、若者の間で人気を集め...
中国の首都、北京郊外にある大葆台遺跡博物館新館が20日、2年の改築期間を経て一般公開され、同時に二つの展示会が開催されています。
「生々流転――故宮文化クリエイティブグッズが国際連合へ」をテーマとした展示と故宮博物院設立100周年記念切手発表式典が、19日に米国・ニューヨークの国際連合本部で行われ、各国の国連大使と国際機関の代表ら...
中国江蘇省の蘇州博物館本館で19日、優れた伝統文化と古都蘇州の魅力を広く伝える大規模な生中継イベント「江南文化との出会い-舞踊家・楊麗萍(よう・れいへい)と友人たちの対話」が開かれた。
米ワシントンのスミソニアン国立アジア美術館は16日、中国国家文物局に戦国時代・楚国の帛書(はくしょ、絹布に書かれた文書)「五行令」「攻守占」の2点を返還した。
特別展「『模様』は語る――故宮博物院没入型デジタル体験展」が5月13日、香港特区の香港故宮文化博物館でスタートした。
中国北西部の甘粛省敦煌市にある世界文化遺産の莫高窟は夏の観光シーズンを迎えています。5月に入り、1日6000枚の通常チケットは売り切れることがしばしばあることから、適時に緊急チケットを販売して四つの大洞...
5月18日未明3時55分、これまでに発見された中国最古の帛書(絹布に書かれた書)である「子弾庫帛書」の第二巻と第三巻が北京首都国際空港に到着し、米国に流失してから実に79年ぶりに祖国に帰ってきた。
5月16日、「チャンスの中国・活力の山東」国際撮影シーズン——世界百名の写真家が山東省を訪れる活動第2シーズンのメンバーは「江北水城・両河明珠」の聊城を訪れ、山陝会館や光岳楼などで撮影を行い、レンズで...
5月18日、「滄海桑田 美在民間」という膠東切り紙薫画の共同展が青島市博物館で開かれた。今回の展覧会では、青島市博物館が李滄区と平度市の両地区と手を携え、切り紙と薫画を一堂に集めた。展覧会は薫画と切り...
山西省臨汾(りんふん)市洪洞県の広勝寺風景区でこのほど、デジタル技術を活用した芸術館が開館した。元明時代の貴重な壁画を高精細で再現し、国外に流失した壁画の歴史も紹介している。
中国山東省曲阜市にある孔子をテーマにした複合文化施設「尼山聖境」でこのほど、漢代の画像石に関する展覧会「石上史詩・対話千年-武氏祠漢画石刻拓片展」が開かれた。
サウジアラビアの首都リヤドで13日、中国雲南省の文化を紹介するイベントが開かれ、サウジ政府関係者や同国駐在使節、地元住民ら数百人が参加した。
中国湖南省長沙市の湖南省京劇保護伝承センターと湖南博物院はここ数年、「一念・辛追夢」と題した新作京劇を上演している。
北朝とは、南北朝時代、北方に興った五つの王朝群(北魏、東魏、西魏、北斉、北周)の総称。同展では、天津、山西、陝西、内モンゴル、河北、河南、山東、寧夏の八つの省や市、自治区にある14の博物館・文化施...
「メーデー」の連休が終わり、各地の観光客が帰り始めた。統計によると、山東博物館の5日間の累計観客数は延べ13万7000人に達し、前年同期比23%近く増加した。
第20回中国映画華表賞の授賞イベントが4月27日、青島西海岸新区で開幕した。同賞の初の「北京以外の都市での開催」でもある。
中国湖南省寧郷市の炭河古城風景区でこのほど、古代衣装をまとった学生数十人が農作業やショート動画撮影などを行い、無料の食事や宿泊、文化体験の機会を得た。
中国国家文物局は6日、今年の労働節(メーデー)連休期間(5月1~5日)中、全国の博物館の入場者数が延べ6049万1900人を超え、前年同期より879万8700人(17・0%)増加し、過去最高を記録...
中国福建省武夷山市の下梅村は豊かな歴史と文化を有し、小川や路地、街並み、古井戸、伝統建築などが独特の景観をつくっている。清代には恵まれた地理的条件を生かし、輸出用武夷岩茶の主要な集積地の一つとして...
中国天津市の河西区文化センターで23日、知的財産権広報週間および著作権登録傑作文芸作品展が開幕した。
中国社会科学院はこのほど、2024年の中国の考古学上の新発見として陝西省宝鶏市の周原遺跡を選んだ。同遺跡で見つかった先周時代の大型版築(はんちく)建築群は、この地が商(殷)王朝を滅ぼす前の周人の都...
中国北京市で24日、2024年の全国十大考古新発見が発表された。入選した発掘プロジェクトは次の通り。
中国青海省黄南チベット族自治州同仁市に住むシャワタシさん(38)は20年以上、タンカ(チベット仏教の仏画)制作を学んでいる。中国「タンカ芸術の里」と呼ばれる同市には、シャワタシさんのように民族の...
スイス・ジュネーブで開催された第50回ジュネーブ国際発明展で、中国代表団が計金賞77件・銀賞96件・銅賞55件を獲得したことが、中国発明協会への取材で分かった。
中国北西部の陝西省西安市にある陝西秦始皇帝陵博物院彩色上絵文化財修復室では、100枚以上の破片になった兵馬俑が3年間の修復を経て、このほど、ようやく2000年前の秦の国の兵士という元の様子を取り戻しました。
中国東部に位置する浙江省杭州市で15日、「博物館管理能力構築・向上のための国際研修クラス」の開幕式が行われました。開幕式で明らかになったところによりますと、中国は博物館の急速な発展期を迎えており、過...