8月19日、国家文物局、重慶市人民政府が主催した石窟寺保護国際フォーラムが重慶市大足区で開幕した。

　中国、アフガニスタン、パキスタン、イラン、ネパール、ノルウェー、英国などの国家石窟寺保護分野の専門家・学者たちは、「気候変動を背景とした石窟寺保護」のテーマに焦点を当て、気候変動下で石窟寺に対する保護作業が直面するチャンスと挑戦、石窟寺科学技術保護の重要な科学問題と技術進展、石窟寺考古学と多重価値発掘、石窟寺モニタリングとリスク管理などの議題をめぐって、広範な討論と深い交流を展開し、体表的な事例を共有し、枠組みの考え方を統合し、技術戦略を検討し、未来の方向を展望する。

　フォーラムの開幕式で、重慶市大足石刻研究院とパキスタンのケベル・プヒョトゥヘワ省（Khyber Pakhtunkhwa）考古学・博物館局は、友好協力関係を構築するための了解覚書に調印し、双方は文化財の保護、利用、管理面での交流と協力をさらに強化する。