「北斉の都 」晋陽を旅する テクノロジーで博物館を最新にする
ソース:中国新聞網作者: 2022-03-18 09:12

3Dスキャン、VR、ホログラム、紗幕投影......近年、中国各地の博物館では、従来の音声解説、文字紹介、画像表示といった手段に加え、さまざまなデジタル技術が登場し、これらのイノベーションによって、多くの人々が古代の時代に足を踏み入れ、歴史にアプローチしている。
太原博物館で開催中の「太原の歴史と文化展」では、いたるところでデジタル技術が活用されている。廊下の中央を一歩一歩進むと、まるで「絵画の中を泳いでいる」ように、インタラクティブな地面投影技術のもと、足音とともに蓮の花が次々と「咲いて」いくのである。廊下の両側、長さ約15メートル、高さ約3メートルの2つの展示壁には、スタッフが立体的な技術でデザインした古都・晋陽(現・太原)の街並みが再現されている。
「城門」に入ると、入り口には数人の兵士が警備につき、城門の掲示を見る人たちがいた。ジャイロスコープで遊ぶ子供たち、傘をさした果物屋、布や宝石を眺める女性たち、茶店でお茶を飲むお客さん......通りには人が行き交い、賑やかだ。

訪問者に「新しい」体験を与えるだけでなく、ハイテクは解説の内容を補完し、歴史的遺産をより全面的に理解させることができる。
編集:张懿程
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