無形文化遺産を継承する「神の射手」 中国新疆ウイグル自治区
2025-11-04 16:36:37 来源:新華社
10月24日、チャプチャル・シベ自治県南部近郊の山あいにある草原で弓の練習をする呉俊亮さん。(チャプチャル・シベ=新華社記者/胡虎虎)
中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州チャプチャル・シベ自治県は「中国の弓矢の里」と称され、弓の名手を数多く輩出している。「伝統的弓術(シベ族弓術)」は国家級無形文化遺産リストに登録されており、地元に暮らす呉俊亮(ご・しゅんりょう)さん(37)は自治区級の継承者となっている。
16歳から専門的な訓練を受け始めた呉さんは、すぐに頭角を現し、各クラスの大会でメダルを獲得した。引退後はシベ古城風景区に招かれて、観光客向けの弓術指導員となった。
10月24日、チャプチャル・シベ族自治県南部近郊の山あいにある草原で、弓矢と的を手に歩く呉俊亮さん(右)と弟子の姜凱文(きょう・がいぶん)さん。(チャプチャル・シベ=新華社記者/胡虎虎)
その後10年余りにわたって伝統弓の研究にも取り組み、騎射や移動標的の速射など多くの技術を独学で習得した。伝統弓の大会が増えるにつれ、複数の大会で優勝を果たすとともに、多くの弟子も育成した。
無形文化遺産観光がブームになると、呉さんは今年初め、イリ老城(旧市街)文化観光区に弓術館を開設、観光客から好評を博している。国内の弓術文化の普及と継承のために教育現場での普及活動にも参加し、小学生に無料で弓術を教えている。
10月23日、伊寧市第25小学校で弓術クラブの児童らに伝統弓を指導する呉俊亮さん(左)。(伊寧=新華社記者/胡虎虎)
編集:董丽娜
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