民間収蔵家の夢が実現、中国映画の歴史伝える博物館開設 江西省樟樹市
2026-03-31 15:12:45 来源:新華社
25日、旧式映写機で映画を上映する張賽祥さん。(樟樹=新華社配信/周亮)
中国江西省樟樹市鹿江街道の三皇里観光レジャー街区に、特色ある民間の映画博物館がある。館内にはさまざまな旧式の映写機が並び、さびたフィルム缶が乱雑に置かれ、黄ばんだ映画ポスターや映画雑誌が壁一面に飾られている。
博物館館長の張賽祥(ちょう・さいしょう)さん(58)は、「展示品は全て私の大切な宝物。全国各地を歩き回って集めたもので、旧式映写機131台、映画フィルム1500本以上、映画ポスターや雑誌が3千枚以上あり、どれも苦労して手に入れた収蔵品だ」と紹介する。
25日、古い映画フィルムを編集する張賽祥さん。(樟樹=新華社配信/周亮)
張さんは幼い頃から映画が大好きだった。若い頃に家電修理店を経営していたことから、旧式映写機やフィルムなど映画関連の古い品々を収集するようになった。
コレクションの規模が拡大するにつれ、張さんの心に「貴重な所蔵品を家の中にとどめておくべきではない。一般公開し、多くの人々、特に若者たちに中国映画の発展の軌跡を知ってもらいたい」という気持ちが芽生えたという。

25日、古い映画フィルムを整理する張賽祥さん。(樟樹=新華社配信/周亮)
張さんは展示に適した場所を探しながら、膨大なコレクションを体系的に整理・分類していった。張さんの願いを知った地元政府は三皇里観光レジャー街区と連携し、400平方メートルに及ぶ専用スペースを用意して博物館開設を支援した。
張さんの「樟樹民間電影博物館」は2025年12月26日にオープン。無料公開され、これまでに観光客5万人以上が見学に訪れている。
25日、古い映画フィルムを整理する張賽祥さん。(樟樹=新華社配信/周亮)
張さんは「この博物館を通じて多くの若者たちが古い映画に触れ、中国の映画文化を理解し、名作の1こま1こまから時代の魅力を感じ、古典文化を受け継いでくれることを期待している」と未来への夢を語った。(記者/周密)
編集:董丽娜
文章と写真の著作権は元の作者に属します。侵害があれば、削除に連絡してください。
