仰韶時代の造形物「蚕のさなぎ」が多数出土 中国・山西省運城市
2026-05-13 16:17:32 来源:新華社

河津市の古垛(こだ)遺跡で2025年に出土した石彫りの蚕のさなぎ。(運城=新華社配信)
山西省運城市の複数の遺跡でここ数年、蚕のさなぎに酷似した小型の造形物が出土している。時代分布は仰韶(ぎょうしょう)文化の前期から中期、後期にわたり、複数の場所で出土したことが考古学界の注目を集めている。
中国は世界で最も早く蚕を飼育し、絹を製造した国として知られる。運城は中華文明の起源を探る中核地域の一つで、伝説では嫘祖(るいそ=伝説上の帝王・黄帝の妻)が養蚕と製糸を始めた地とされる。

運城市夏県の師村遺跡で2019年に出土した石彫りの蚕のさなぎ。(運城=新華社配信)
「中国考古学の父」とされる李済(り・さい)は100年前、運城市夏県の西陰新石器時代遺跡を発掘した。中国人による初の科学的考古学調査で、出土した半分の繭の殻について李氏は「最も興味深い」「意義は極めて大きい」と評した。2025年にはこの遺跡の仰韶文化中期の内環壕から石彫りの蚕のさなぎ1点が出土した。
西陰遺跡から100キロ余り離れた河津市(運城市が管轄する県レベルの市)の古垛(こだ)新石器時代遺跡は、黄河中流域に位置する仰韶文化前~中期(5千~6千年前)の集落遺跡で、25年に灰坑内から石彫りと陶製の蚕のさなぎ計6点が見つかった。

河津市の古垛(こだ)遺跡で2025年に出土した石彫りの蚕のさなぎ。(運城=新華社配信)
吉林大学考古学院の段天璟(だん・てんけい)院長と山西省考古研究院の田建文(でん・けんぶん)研究員によると、19~22年の時点で運城市夏県にある仰韶文化前期の集落遺跡、師村遺跡で約6千年前の石彫りと陶製の蚕のさなぎ計6点が見つかっており、22年には聞喜県の上郭城址・邱家荘墓群の仰韶文化後期の灰坑からも約5200年前の石彫りの蚕のさなぎが1点見つかった。
専門家らは、5千年余り前の桑蚕糸の残留物や象牙彫りの蚕などの相次ぐ発見により、考古学者は5千年余り前に養蚕と製糸が始まっていたと判断していると紹介。運城各地で蚕のさなぎの造形物が見つかったことは、蚕が当時の生活で既に重要な位置を占めていたことを示し、絹の起源や伝播などを探求する上で重要な手がかりになるとの認識を示した。(記者/王学濤)

河津市の古垛(こだ)遺跡で2025年に出土した陶製の蚕のさなぎ。(運城=新華社配信)

運城市夏県の西陰遺跡で2025年に出土した石彫りの蚕のさなぎ。(運城=新華社配信)
【编辑:董丽娜】
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